20131116講演会配布資料ほか

名神50年記念講演会が、平成25年11月16日(土)吹田市立博物館(大阪府)で開催され、沢リーダーはじめ越田、豊里、塩野谷会員が参加しました。この講演会の仕掛け人の一人芳尾会員は資格試験と重なり、意見交換会からの参加となりました。 

同博物館では、名神高速道路開通50年及び吹田操車場開業90年記念秋季特別展「交通の20世紀-―-吹田操車場と名神高速――」が平成25年10月12日から12月1日まで開催されております。

今年は、名神高速道路(路線名:中央自動車道西宮線)尼崎・栗東間が、日本初の高速道路として昭和38年(1968年)7月16日に開通して50年になります。名神高速道路に接続する、近畿自動車道、中国自動車道、山陽自動車道の起終点となる吹田JCTを擁する、まさに交通の要衝の地 大阪府吹田市でこのような記念展示会、講演会が開催されるのは意義深いものです。芳尾会員所蔵の貴重な資料も展示されております。 

藤波会長の「高速道路50年を想う」に続いて、ネクスコ関西支社里深建設事業部長が「新名神高速道路の事業概要」を講演し、道づくり・道まもり・道づかい・そして新たな道づくりへと展開しました。約100名の聴衆(一般約60名、ネクスコ現役約15名、NPO・KAP・JHOB約15名)が、熱心に聞き入り、一般の参加者から「遮音壁の設計風荷重は?」「高速道路の耐用年数は?」といった専門技術的な質問もされました。 

講演会司会進行役の博物館学芸員 五月女賢司氏は、前職の国立民族博物館では、藤波会長が師と仰ぐ梅棹忠夫氏に直接師事し、JICA活動等国際経験も豊富な近現代史の研究者です。「JH大阪管理局技術部長時代は毎週のように国立民族博物館に通った」と、機関銃のような藤波節は、聴衆を魅了しました。