昨年12月開催の現地研修報告となります。報告が遅くなり、失礼いたしました(土工専門事務局)

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日時:令和元年12月12日(木) 13:00~17:30
場所:NEXCO中日本 東京支社 秦野工事事務所
参加者:NPO    藤波・三嶋・益村・土井・升方・桑山・石田・寺田・國原・芳尾・長江・佐野・安部(総研土工室長)・塚本・利根・久保 計16名
    NEXCO  上村所長・川治工務課長・中村工事長  施工管理(横浜C)


<現場視察>

新東名 伊勢原大山IC~山北スマートIC間  23.9Km(完成6車線・・暫定4車線施工100km/時)
伊勢原JCT~伊勢原大山IC          2km 2020年3月開通予定
伊勢原大山IC~秦野IC          13km 2021年度開通予定(文化財6年目)
秦野IC~御殿場IC            26km 2023年度開通予定
「一部沼津(工)範囲」中津川橋基礎部の断層位置が予定より拡大、」橋梁形式の見直し等により開通時期見直し
御殿場IC~御殿場JCT            7km  2020年度開通予定
「沼津(工)範囲」
・秦野ICより東京側  約6割の進捗 凝灰岩主体で軟岩主体 TNは機械掘削
・秦野ICより沼津側  約1割の進捗 足柄層群の硬質砂岩・礫岩主体、TNは発破による掘削中心、山北スマートIC予定地 300万㎥の高盛土、自然由来の重金属のトンネルズリ70万㎥も盛土内に封じ込め
・皆瀬川橋工事では急峻かつ狭小なヤードでの工事となり、仮桟橋や20t生コン車が同時に4台乗れるインクラインによる資材運搬を行う(アーチ橋)。
・中津川橋は基礎部の地質の断層幅の増大により主塔位置の変更を行いエクストラドーズド橋の斜材位置がトンネル内まで延伸、坑口部が大断面TNとなっている。
・秦野工事区内ではトンネル掘削に伴う湧水を地中に戻すべく、TN内に自然流下,浸透井戸を設けるなど、地元住民の生活に配慮されている。(近隣地区は井戸水生活)
・山北工事はICT技術を活用、測量・設計・施工・検査に至るまで情報化を前提としたI-Constructionに取り組んでいる。
・秦野事業PR館・山北事業PR館が現場に設置されており、見学者に判りやすく説明できるよう模型や仕組みなどについて工夫がなされており、事業の推進に役立っている。

工事最盛期で大規模な事業展開真っ盛りの時期にご丁寧に案内・説明していただきました川治工務課長、中村工事長。ありがとうございました。