「高速道路に関する技術伝承会(東名・横浜~御殿場地区)」が2015年12月17日に開催されました。
【技術伝承会はNEXCO東京支社環境技術管理部主催で、昨年から行っている。今後シリーズとして続けていく予定。 現東名に関しての第一回を12月上旬~中旬で計画、第二回を今年の1月~2月で計画しました。講師については別途本人の了解済み。
 詳細については別紙NEXCO資料のとおり。
 午前中は気になる現場を見て、午後から事務所において講師による講演、その後講師と現役による意見交換会。引き続き意見交換。
 第一回は横浜・御殿場・小田原地区を対象に横浜保全・サービスセンター
 第二回は富士・静岡・浜松地区を対象に静岡保全・サービスセンター
において開催。】

東京支社 環境・技術管理部の主催で、横浜保全・御殿場保全・小田原保全の中堅、若手技術者を対象に、午前中は現場視察を行い、午後には横浜保全にて、3名の会員の講演の後、現場技術者とのパネルディスカッション、その後場所を移しての意見交換会を行いました。
参加人数は支社から朝日副支社長、大西技術管理部長他3事務所から合わせて約40名です。

4月ごろから環境技術管理部と打合せを重ね、テーマ、講師の人選、現場、会場、など内容を吟味して12月にようやく第一回が開催できました。東京支社管内全通は昭和44年、当時のもっとも若手でも62歳を超えておられるため、こぶし地区の佐藤修治氏の相談しながら、リストを作成し東京支社で人選していただき、各講師にお願いしました。

・建設(改築)時の出来事や意図を踏まえた上での保全
・今後の建設への反映
・現役社員への技術伝承

・対象はNEXCO中日本社員およびグループ会社社員

・講師の方々のほかにいきいきハイウェイから佐藤(修)・升方が参加

引き続き第二回が開催されました。次回で報告いたします。    関東西地区 吉岡・升方


高速道路に関する技術伝承会(現東名・横浜御殿場地区)

■第1部 9:30~14:00
  ○建設・改築時に技術的な話題性を有する現場を視察しながら、講師と現役社員との間で技術伝承を図る。
  ○視察現場5か所
現場 建設・改築時の話題
1 下り(左)72kp付近切土 切土補強土工
2 下り(右)71kp付近盛土 スレーキング性盛土
3 新鍛冶屋敷橋(上り) リブ付PC床版
4 皆瀬川橋(下り右ルート) ローラー支承
5 滝沢川橋(下り右ルート) 場所打ちI型鋼格子床版
  ○詳細行程
    9:30 新松田駅集合
    9:30~12:35 現場視察(1→5の順)
    12:45 大井松田IC流入
    12:55~13:25 昼食(中井PA)
    14:00 横浜HSC着
  
■第2部(講演) 14:20~16:20
  〇建設・改築当時の技術トピックスについて講演
○講義内容等
講師 テーマ
石井 孝男様  東名の橋梁の補修・補強
古川  健様  東名改築における橋梁
三嶋 信雄様  東名の土工・のり面
  ○40分×3名=120分
  

■第2部(ディスカッション) 16:20~17:20
  〇講師と現役社員との間で意見交換(パネルディスカッション)
○ディスカッション内容等
事務所のパネリストから、現在抱えている問題や代表的な損傷事例を紹介してもらい、それを軸に議論を進めます。
横浜(保) 御殿場(保)
パネリスト 織部副所長
保全計画 川上課長 工務 岡田課長
保全計画 棗
  ○聴講者も議論に巻き込むような進行とします
  ○進行役: 環境技術チーム水門リーダー

■第3部(懇親会・意見交換会) 18:00~20:00